仮想環境を一発起動&Pythonスクリプトを即実行するzshrc活用術

投稿者: | 2025年4月21日
【超初心者向け】MacでPythonプログラムを一発実行する最強ショートカット術

【超初心者向け】MacでPythonプログラムを一発実行する最強ショートカット術

〜ターミナルで毎回コマンドを打つのはもうやめよう〜

はじめに

毎回ターミナルで長いコマンドを打ってプログラムを実行するのが面倒…そんな悩みを持つ人は多いはず。

方法としては、.commandファイルの作成という方法もありますが、これだと.pyファイルの起動とあんまり変わらない環境の方もいらっしゃるかと思います。
今回は、MacでPython仮想環境を自動でアクティベートし、Pythonプログラムを一発で実行するショートカット技を、どこよりも丁寧に解説します。

前提環境

  • Mac(ターミナル利用者)
  • Python仮想環境(venv)
  • 毎回次のようなコマンドを手入力している人向け
source ~/Projects/ProgramA/envA/bin/activate
python ~/Projects/ProgramA/main.py

手順1 .zshrc ファイルとは?

Macターミナルの設定ファイルです。よく使うコマンドをショートカット化できます。

確認方法

ls -la ~ | grep .zshrc

存在しなければ作成します:

touch ~/.zshrc

手順2 編集する

nano ~/.zshrc

手順3 どこに書くの?

ファイルの一番下に次を追加:

# ProgramA 起動用ショートカット
alias programa="source ~/Projects/ProgramA/envA/bin/activate && python ~/Projects/ProgramA/main.py"

手順4 nanoの操作方法

操作キー
保存するcontrol + O
ファイル名確認(そのままEnter)Enter
編集終了control + X

手順5 設定を有効化

source ~/.zshrc

手順6 実行してみよう!

programa

応用編(お好みで)

別の名前にしたいとき:

alias myapp="source ~/path/to/venv/bin/activate && python ~/path/to/script.py"

まとめ

メリット内容
毎回のコマンド入力から解放手間が激減
エラー時も原因特定しやすい仮想環境を明示的に起動
Mac標準機能だけで完結シンプル・安全

最後に

この記事を参考に、ぜひあなたのMacライフを快適にしてみてください。
プログラムを作る人は「作業効率化」も大事なスキルの一つです。

ここからは、Zshrcの応用について補足していきます!

補足:.zshrc の他の応用方法

.zshrc ファイルはショートカットだけではなく、様々な自動化が可能です。以下に代表的な活用例を紹介します。

よく使うコマンドを短縮(alias)

alias gs='git status'
alias ga='git add .'
alias proj='cd ~/Projects'
alias desk='cd ~/Desktop'

起動時にメッセージ表示

echo "おはようございます。今日も良い開発日和ですね。"

特定ディレクトリで自動アクティベート

if [[ $PWD == ~/Projects/ProgramA* ]]; then
  source ~/Projects/ProgramA/envA/bin/activate
fi

作業ログを自動保存

export HISTSIZE=10000
export SAVEHIST=10000
export HISTFILE=~/.zsh_history

まとめ:.zshrc の活用メリット

  • 作業の自動化・省力化ができる
  • ターミナル作業の品質向上
  • 開発環境の統一がしやすくなる

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