金田式DC録音とは
一切の妥協を排し、音の真実のみを捉える。
金田式DC録音は、秋田大学名誉教授である金田明彦氏が科学雑誌『無線と実験』にて提唱した「金田式DCアンプ」の哲学を、録音システムという源流にまで遡って昇華させた
世界でも類を見ないレコーディング手法です。
一般的なオーディオ・録音機器には、直流成分をカットするために「カップリングコンデンサー」と呼ばれる部品が信号経路上に必ず配置されています。
しかし、このコンデンサーこそが音の鮮度を奪い、独特の色付けを与えてしまう最大の要因でした。
金田式システムは、このコンデンサーを信号経路から完全に排除(DC化)。
マイクが捉えた微小な空気の震えを、一切の不純物を介さずに記録します。
さらに特筆すべきは、すべての機材が「バッテリー(電池)駆動」であることです。
ご存知の通り、商用交流電源(コンセント)からはあらゆる場所から大量の不純物ノイズを音楽に迎え入れることになります。
この恐ろしい経路を遮断することで、不純物のない純粋な電気だけを使い、マイクからの極めて繊細な信号は「バランス電流伝送」によって送られ、どれほど長いケーブルを引き回しても、音のエネルギーと情報量、そして何より音の推進力が欠落することはありません。
極限まで純度を高められたこのシステムによって記録されるのは、もはや単なる「音響データ」ではありません。
演奏者の息遣い、弓が弦を擦る瞬間の熱気、そして音楽に込められた魂の揺らぎまで。
まさに時空を超えた録音が可能になるのです。
誰が作っても同じ音にはならない金田式システム。
考案者である金田明彦氏「本人」が魂を込めて組み上げた究極のオリジナル機材は、愛弟子である五島昭彦に託されました。
タイムマシンレコードだけが到達できる、深淵なる音の世界がここにあります。